YÜGENは、エネルギー循環型アロマディフューザーのコンセプト商品です。
( 実際に動作しますが、今のところ量産する計画はありません。)
YÜGENは、アロマキャンドルの”熱で発電”し、その電力でファンを回すことで香りを拡散させます。火をつけるとファンが回る、火を消すとファンが止まる。この過程に人が関わることによって、エネルギーの有限性を肌で感じることが出来ます。
SDGsの重要性が声高に叫ばれる中、サステナブルな社会を実現するためには、なによりも人が環境問題に関心を持つことが大切だと考え、多くの人々のエコ意識が高まる製品デザインを目指したコンセプトモデルを創りました。
無機質な印象を与える、ガラスとコンクリートで都会のビルをイメージし、その中で使われる火力発電を表現しました。日常生活で使われている電力の8割が火力発電によるものですが、電気が作られる過程は意識していないと思います。電気が作られる過程を視覚化し、身近に感じられるようにデザインしました。